高見山(1,248m)台高山地
2月定例山行
2019年2月16日(土)
メンバー/CL:ぐっさん、SL:コマちゃん、AS: マサさん、もっちゃん
アパッチ、gigi、もりえ、あられ、こーちゃん、姐さん、まさ、ちえぞう、りゅう、ぶん、ビタミン、ひさぽん、エニシダ、ともっち、TOM(記録)
[タイムスケジュール]
6:30御在所S.A.集合→9:30たかすみ温泉駐車場→9:50出発→10:00登山口→10:50高見杉→11:35平野杉谷分岐→11:48~55アイゼン装着→12:35~13:05高見山山頂→13:40平野・杉谷分岐→14:05~45高見杉避難小屋→15:20登山口→15:25たかすみ温泉駐車場→15:35温泉入浴→16:50解散→19:45帰名
先月2月定例山行でも、奈良県の高見山の近くにある三峰山に参加したが、あいにくの雨天で、めあての霧氷も展望も皆無だった。そこで、今回こそはと霧氷リベンジを狙って参加した。
しかし、今回もあまり天気予報はよくなく、集合地御在所S.A.付近ではやはり雨。まさか、先月と同様の天候?と不安はあったが、メンバー19人は、時間通りに集合。ここから、名阪国道で針まで行き、そこからR368を南下して高見山の西の登山口たかすみ温泉を目指した。途中、林道のような細い道を通り、こんな道でいいの?と危うんだが、無事たかすみ温泉Pに到着。ここには、霧氷号の臨時バス停もできていた。道中では、時々青空も見えたが、やはり雲の多いどんよりした天気。でも、雨の心配はなさそうな雰囲気なので、いそいそと登山準備。車ごとの4パーティーに分かれて出発。
たかすみ温泉から、東に車道を5分ほど進むと、高見山登山口を示す大きな看板があり、それを見ながら左折。すぐに、登山口があり、杉林の中のつづら折りの登山道が始まった。途中に大きな堰堤が2つあり、それを右に見ながら高度を稼ぐ。やがて、標高700mくらいになると、ほとんど水平に近い穏やかな道になり、気持ちよく進む。やがて、大きな杉と鳥居のある高見杉に到着。ここには避難小屋もあり、下山後ここでぜんざいをいただくことにする。ここから、また急坂になる。高度を稼ぐと、地面の雪が少しずつ多くなってきた。しかし、標高1000mを超えても樹氷は現れない。地面の雪が凍っていて滑りやすくなってきたので、念の為アイゼンを装着することにした。
最近使っている、チェーンスパイクは、これくらいの雪面にはちょうと良い。軽くてかさばらないし、装着も簡単。しかも雪が団子状にくっつくこともとても少ないので実に重宝。使っている人も多くなってきたようだ。
標高が1100mを超えると、だんだん風が強くなり、それまでに以上にぐっと寒さが増してきた。国見岩・揺岩・笛吹岩などの旧跡を過ぎると、「あっ!樹氷だ!」の声が。待ち望んでいた白いエビの尻尾が木の枝にくっついている。そして、それらの霧氷は、どんどん多くなってきた。そして、正に霧氷のトンネルといえる道になり、みんな大歓声。辺り一面の霧氷の中を通り抜け、展望台と避難小屋のある、山頂に到着。全員集合の写真を撮っているうちに、ガスっていた空も少しずつ晴れてきた。遠くの山も少し見えるようになった。そこからは、各自思い思いに写真撮影大会。素晴らしい景色に、みんな大満足だった。しかし、これだけの霧氷が発達しているだけに、風がとても冷たい。景色に満足すると、避難小屋に逃げ込み、テルモスのお湯や行動食でしばしの休憩をした。山頂は人が一杯で、避難小屋も一時我々のパーティーで占拠してしまったようで申し訳なかった。
素晴らしい景色は見飽きないが、寒さも募るので下山開始。改めて、霧氷は山頂周辺だけに発達していたことが分かった。高度を下げていくと、どんどん白い花は少なくなり、それとともに風も止んでいった。アイゼンを外した後も、下りはみんな速い速い。あっという間に、高見杉の避難小屋に到着した。
そして、お楽しみのぜんざいタイム!もっちゃん、ちえぞうさん、ぐっさんらが中心になり、温かくておいしいぜんざいがみんなに振る舞われた。また、ありがたいことに、コマちゃんが甘いぜんざいにぴったりのお漬物を人数分配ってくれた。本当においしく、新人の人たちもとても嬉しそうだった。
お腹をいっぱいにして、もうひと下り。すぐに登山口に到着。CLぐっさんと全員が堅い握手を交わし、駐車場へ。車から入浴の用意を取り出し、そのまま、たかすみ温泉へ。ゆっくり温まり、登山の疲れを取った。帰りは、行きに通った細い道を避け、南側からR166を通って針へ。道は良く走りやすいが、距離は少し長くなるようだ。心配した東名阪自動車道の渋滞もまったくなく、19時半頃には帰名できた。(記:TOM)